読了「虚ろな十字架」東野 圭吾

中原道正・小夜子夫妻は一人娘を殺害した犯人に死刑判決が出た後、離婚した。
数年後、今度は小夜子が刺殺されるが、すぐに犯人・町村が出頭する。
中原は、死刑を望む小夜子の両親の相談に乗るうち、彼女が犯罪被害者遺族の立場から死刑廃止反対を訴えていたと知る。
一方、町村の娘婿である仁科史也は、離婚して町村たちと縁を切るよう母親から迫られていた―。


なんだかちょっと特別な読後感。
「死刑」というものについてとても考えさせられる。
立場の違いでかなり違いが出てくるものなのだな。
東野圭吾の作品の中でもかなり印象が強く残るものになった。



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