読了「#9(ナンバーナイン)」原田 マハ
東京でインテリア・アートの販売員をするOL、真紅。仕事に挫折し、母親の待つ故郷に帰るべきではないかと悩んでいたある日。ふと立ち寄った宝石店で出会った見知らぬ中国人紳士に運命的な恋をする。真紅は「また会いたい」という一心で、紳士に渡された電話番号を頼りに上海へ渡る。まるで見えない糸に導かれるように再会する二人。未来は幸せなものかと思われたが--。
もっと長編でも良いように思った。
変な表現かもしれないけど、主人公「真紅」の活躍をもっと見ていたいから。そんな読後感だ。
マハさんらしさはちょっと欠ける内容のように思ったけど、それを抜きにすればなかなか良かったと思う。
0コメント