読了「D列車でいこう」阿川大樹

廃線が決定したローカル鉄道を救いたいと、退職した上に会社を創ってまで田舎町にやって来た三人組―才色兼備でMBA取得の女性ミュージシャン、良心的な融資を誇りにしてきた元銀行支店長、そして鉄道オタクのリタイア官僚。最初は戸惑っていた町民たちも、次々繰り出される彼らの奇抜な計画に、気づけばすっかり乗せられて。

 

ジャケットの印象のせいか、もっと軽い内容なのかと思って読み始めた。

いや決して重たい訳ではないのだけれど結構真面目に取り組んでいてビックリ。

現実にあってもおかしくないような内容だった。まあ現実ではなかなか難しいのだろうが。

発想とそれをいかに実行するかという努力と工夫と。

一緒になって立ち向かっているような気にさせてくれた。

刺激も受けてなかなか良かった。


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